Events

第29回日本カナダ文学会年次研究大会プログラム

日時:2011年11月12日(土)10:00-17:40(9:30受付開始)

場所:共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス 本館1010教室

(東京都千代田区一ツ橋2-2-1)

 

総合司会 日本カナダ文学会副会長 村上裕美

 

開会の辞(10:00-10:10)日本カナダ文学会会長 佐藤アヤ子 

 

研究発表 

第1発表10:10-11:00/第2発表11:10-12:00

 

司会 名古屋外国語大学専任講師 室 淳子     

1.          カナダ先住民の口承文学にみる環境正義の現代的意義

明治学院大学教授 佐藤アヤ子

 

   司会 桜美林大学名誉教授 堤 稔子

2.          Margaret Atwood, Lady Oracleを読む

―文化の諸相:1950~70年代カナダ―

     大阪樟蔭女子大学教授 長尾知子

 

昼食(12:00-13:00) 

   

総会(13:00-13:30) 

 

特別講演(13:45-14:45)

   司会 北海道情報大学専任講師 荒木陽子

『赤毛のアン』の英米文学とキリスト教

作家・翻訳家/日本ペンクラブ常務理事 松本侑子 

 

休憩(14:45-15:00)

 

シンポジウム(15:00-17:30)

   司会 白百合女子大学教授 白井澄子

《カナダ児童文学の動向》

現代カナダ児童文学―英語圏児童文学の新しい動き

 白百合女子大学教授 白井澄子

ケベックの児童文学

   明治学院大学大学院博士課程 鈴木智子

        Children’s Literature-A Passport to the State of Childhood

招聘スピーカー

Deborah Ellis(カナダ総督文学賞受賞作家)
 

閉会の辞(17:30-17:40) 日本カナダ文学会副会長  

 

懇親会(18:00-) 神保町周辺レストラン(懇親会費5000円)

 

後援 カナダ大使館・ケベック州政府在日事務所

(非会員は、当日参加費1,000円をいただきます。)

共立女子大学へのアクセス 

・東京メトロ東西線「竹橋」駅下車1b出口から徒歩3分
・東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・都営地下鉄新宿線「神保町」駅下車A8出口から徒歩1分
・東京メトロ東西線・半蔵門線・都営地下鉄新宿線「九段下」駅下車6番出口から徒歩5分

共立女子大学キャンパスマップ

 

 

 

日本カナダ文学会

2期 読書会ご案内

 

 会員の皆様

 2010年もあと約40日を残す頃となりました。

 関西で活動していた第1期読書会がGerry Osamu Shikataniの短編集LAKE & Other Storiesの講読と翻訳出版を完成しその活動を終えました。

 新たに第2期読書会を開始することになりました。今回は関東と関西で交互に読書会を開催し、少しでも多くの方に参加していただき、研究の一助として頂ける事を願っております。会員以外の方にも参加いただけます。お誘い合わせのうえご参加ください。

 第1回読書会を関西にて開催し、顔合わせ、読書会の運営方針、作品等についてお話しさせていただきます。万障お繰り合わせのうえご参加下さいますようお願い申し上げます。

参加希望される方は会場の準備の為ご質問等は村上裕美会員hiromim@kansaigaidai.ac.jp

までメールにてご連絡ください。読書会の質問等もお尋ねください。

 なお、読書会の前日の午後17時から、シカタニ氏が来日され、翻訳本出版記念パーティーが開催されますので、続けてご参加願えましたら幸いでございます。

皆さまのご参加をお待ち申し上げております。

 

日本カナダ文学会

会長 佐藤アヤ子

 

 

日時:平成22年12月12日(日) 午後13時より午後16時

会場:コープイン京都 2階 中会議室(今回に限り施設費がかかるため参加費1000円)

   〒604-8113 京都市中京区柳馬場蛸薬師上ル井筒屋町411 

TEL:075-256-6600 FAX:075-251-0120

    http://rcpt.kyoto-bauc.or.jp/coop-inn/kyoto/

    阪急電車 河原町駅 徒歩8分

    地下鉄烏丸線 四条駅 徒歩8分 (宿泊施設もあります)

作品:Hiromi Goto. (2009) Half World. Puffin Canada. 最新作です。

Gerry Osamu Shikataki

LAKE & Other Stories

翻訳本完成披露パーティー

ご案内

 

 このたび、日系カナダ人作家Gerry Osamu Shikataniの短編集『湖・他の物語』の翻訳本が完成し、作者をカナダからお招きし、また日本カナダ文学会会長 佐藤アヤ子先生にもご出席いただき、ささやかな完成披露パーティーを開くこととなりました。

 師走の慌ただしい時ではございますが、シカタニ氏がこよなく愛するフランスの雰囲気とお料理を楽しみながら、シカタニ氏のパフォーマンス、氏との懇談や翻訳本のご披露のひとときを共有させていただけます事を翻訳者一同願っております。

 当日は、完成した翻訳本を大阪教育図書(株)横山哲彌社長が持参くださいます。翻訳本を手にシカタニ作品の世界を美味しいワインとともに味わえます事を願っております。

お手数ですが、準備の都合のため、11月30日までにご出席いただけます場合は村上までご連絡願えますようお願い申し上げます。会場や近辺宿泊等、ご不明の件もご遠慮なく村上裕美までお尋ねください。村上裕美hiromim@kansaigaidai.ac.jp

 

皆さまとお目にかかれます事をシカタニ氏、翻訳者一同、心待ちにいたしております。

 

                                                           代表 村上裕美

日時:平成22年12月11日(土) 午後17時より午後20時

会場:パリ21区  

〒604-8045  京都市中京区寺町通四条上ル  WITH YOUビル2F   

電話:075-252-2572

阪急河原町駅 徒歩3分

京都駅より京都市営地下鉄で四条下車 徒歩10分

     (京極商店街を北に進み、錦通りを過ぎて進行方向にすぐです。 

ウエブでパリ21区京都でご確認ください)

会費:コース料理と飲み放題のプラン 4,000円

 

 

 

 

ロベール・ルパージュ

The Blue Dragon

-ブ ル ー ド ラ ゴ ン-

2010年11月11日(木)~14日(日)

東京芸術劇場 中ホール

世界が注目する演出家ルパージュ

4年ぶり待望の来日公演 ついに開幕!

2010年11月11日(木)~14日(日)

東京芸術劇場 中ホール

世界が注目する演出家ルパージュ

4年ぶり待望の来日公演 ついに開幕!

あらゆるジャンルの舞台芸術で驚きの演出

ロベール・ルパージュ4年ぶりの来日公演

 演劇はもちろん、オペラからコンサートまで、あらゆるジャンルの舞台芸術で世界的な評価を得る演出家、ロベール・ルパージュ。映像などのテクノロジー生身の身体表現ダイナミックに織り交ぜ、アイデアと驚きに満ちたスペクタクルを展開します。

 シルク・ドゥ・ソレイユ『KÀ』『TOTEM』でエンタテインメントの頂点を極めたかと思えば、この秋にはニューヨーク メトロポリタンオペラでワグナーの『ニーベルングの指輪』を演出するという、まさに全ジャンルの舞台芸術を自在に操るルパージュが、4年ぶりに来日公演を行うとあっては眼が離せないというもの。今回は、世界中にセンセーションを巻き起こした『The Dragon's Trilogy(ドラゴンズ・トリロジー)』から、スピンオフ作品を引っさげて、東京芸術劇場に登場します!

アジアの現在と伝統が交錯する『The Blue Dragon-ブルードラゴン』

急激な変貌を遂げる現代の上海。そこでギャラリーを開いているピエール、中国人アーティスト シャオ・リン、ピエールのかつての恋人で広告代理店幹部 クレールの3人を中心に、現在と過去、そして未来をめぐる物語が展開します。

 約6時間にも及ぶ壮大な作品だった『Dragon’s Trilogy』とはうってかわって、キャスト3名による『ブルードラゴン』は、繊細な人間関係の中に現代中国、ひいてはアジアの抱える問題と未来を映し出す、大人のためのエンタテインメントです。ときにユーモアをまじえた語り口は、観客の呼吸を知り尽くした天才演出家のゆとりすら感じさせます。

 そして、何といっても見どころはルパージュの代名詞ともいえるビジュアルセンス。書をはじめとしたアジアの伝統と先端都市の風景を交錯させ、クールで幻想的なシーンを次々に繰り広げるところは、さすがのひと言。空港からアパート、ギャラリー、そして屋外の風景まで、アイデアに満ちた演出で、詩的に表現していきます。

 また、シンガポール出身のダンサー タイ・ウェイ・フォーの舞踊も楽しみのひとつ。アジアの伝統舞踊とコンテンポラリーダンスを融合した舞が、ルパージュ作品の美しさをいっそう引き立て、観客を幻想の世界へと誘います。

アーティストプロフィール  

■作・演出 ロベール・ルパージュ

1957年カナダのケベック州生まれ。10代の頃、伝説の ロックバンド・ジェネシスのステージを観て、舞台演出家を志す。舞台に映像表現を取り入れた先駆者として一世を風靡。最新のテクノロジーを積極的に取り入 れる一方、東洋の文化、とりわけ日本の伝統芸能への造詣の深さを活かした演出も得意とする。卓抜した芸術性とエンターテインメント性の融合によって演劇以 外のジャンルでも活躍し、世界のアートシーンで目を離すことができない存在である。2007年には、かつてピーター・ブルックやピナ・バウシュも受賞した Europe Theatre Prizeを受賞。

公演概要

◎公演タイトル ロベール・ルパージュ「The Blue Dragon —ブルードラゴン」  
※3カ国語上演・日本語字幕付き

作:マリー・ミショー/ロベール・ルパージュ Marie Michaud/Robert Lepage

演出:ロベール・ルパージュRobert Lepage

出演:マリー・ミショー Marie Michaud

      アンリ・シャッセ Henri Chasse

      タイ・ウェイ・フォー Tai Wei Foo

製作:エクス・マキナ(Ex Machina)

 

◎公演日程 平成22年(2010年)11月11日(木)~14日(日)全5回公演

 

11月11日(木)

12日(金)

13日(土)

14日(日)

14:00

 

 

19:00

 

◎会  場   東京芸術劇場中ホール(池袋駅西口徒歩2分)

◎料  金 (全席指定・税込)

S席 6,500円   A席 4,500円

 ※65歳以上の方はS席半額、25歳以下の方はA席半額割引あり  

※高校生割引1,000円(詳細はHP参照)

◎主  催  東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団

◎発 売 日  7月17日(土)   ※高校生割引は9月16日(木)受付開始

◎チケット取扱  東京芸術劇場チケットサービス  03-5985-1707

     http://www.e-get.jp/tgg-ts/pt/

     チケットぴあ-0570-029999

    (Pコード゙:404-697) http://pia.jp/t/

 イープラス   http://eplus.jp/(パソコン・携帯)

         ローソンチケット   0570-084-003

        (Lコード:38331) http://l-tike.com/

         F/Tチケットセンター 03-5961-5209

         ※9月5日(日)10:00より取扱い 

         http://festival-tokyo.jp/

◎お問合せ  東京芸術劇場 03-5391-2111

 

 

公演のお知らせ
Margaret Atwoodの新作The Year of the Floodがドラマ化!アトウッド氏出演!

 

9月26日に開催される国際ペン大会(日本ペンクラブWeb参照)に参加するためにMargaret Atwood氏が来日します。また、昨年出版された新作The Year of the Floodがドラマ化され、アトウッド氏の出演で上演されることになりましたのでお知らせいたします。

本朗読劇は、2か所で公演が予定されています。9月29日(水)のカナダ大使館での公演はカナダ文学会会員にはすでにお知らせがお手元に届いていると存じます。今回のお知らせは、明治学院大学での公演です。お誘い合わせの上、ご来場ください。

日時:2010年9月28日(火)14:00-16:00(13:30開場)
場所:明治学院大学白金チャペル
(入場無料)

 

マーガレット・アトウッド来日特別イベント
Margaret Atwood Special Event / Margaret Atwood Événement Spécial

 

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さてこの度、カナダを代表する作家のひとり、マーガレット・アトウッドが国際ペン東京大会の基調講演のため来日するにあたり、日本ペンクラブとの共催で特別イベントを行うことになりました。日本ペンクラブ会長の阿刀田高氏との対談と最新作「The Year of the Flood」(洪水の年)の朗読劇を上演します。

 ご多忙中とは存じますが、是非ご出席賜りたくご案内申し上げます。
 

敬具

平成22年9月                         

カナダ大使館広報部              

            

日 時 平成22年9月29日(水) 午後2時~5時(開場:午後1時30分)

場 所 カナダ大使館オスカー・ピーターソン シアター(港区赤坂7-3-38)
 

 

 

第18回AALAフォーラム

「日系カナダ人の歴史・文化と文学」

         

日時: 2010年9月11日(土)、12日(日)

場所: キャンパスプラザ京都(JR京都駅前)

京都市下京区西洞院通り塩小路下る(075-353-9113)

 

プログラム

総合司会 荘中孝之 (京都外国語大学)

第一日目:9月11日(土)

 

1:30 ― 2:00 受付

2:00 ― 2:10 開会の挨拶        桧原美恵(京都女子大学)

2:15 ― 3:45 シンポジアム 「日系カナダ人の歴史・文化と文学」

司会  中村理香(成城大学)

「ジョイ・コガワの作品に見られる日系女性の姿とその変遷」 山出裕子 (明治大学)

「ヒロミ・ゴトー: その多国籍/無国籍神話の世界」  山口知子(関西学院大学(非))

「ケリー・サカモト: 娘が構築する父の太平洋戦争」 野崎京子(京都産業大学(名))

3:45 ― 4:00 コーヒー・ブレイク

4:00 ― 5:00 質疑応答

5:30 ― 7:00 懇親会         於 アパホテル京都駅前

司会 神田 稔(Asian Improv aRts/Records)

7:30 ― 9:20 夕べの集い

司会 山本秀行(神戸大学)

“Roy Kiyooka Mother Talk: Life Stories of Mary Kiyoshi Kiyooka”

 Gordon Gamlin(神戸大学)

 

第二日目:9月12日(日)

9:30 ― 11:30  特別講演 

司会 植木照代(神戸女子大学(名))

「祖母鉞・母花野と私」         森野郁子(『武士の娘』の著者の孫娘)

「『武士の娘』の舞台裏」      青柳保子(長岡郷土史研究会幹事)

11:30 ― 12:00 総会

司会 山口知子

12:00 ― 1:20 ランチョン

司会 深井美智子(神戸女子大学(非))

 1:20 ― 1:30 閉会の辞  元山千歳(京都外国語大学)

 

第二日目 「特別講演」 講師紹介

森野 郁子氏 略歴

森野 郁子(郁子のイクは、母、花野にちなみ、”花馥郁と咲く”から名づけられたと聞いております。)昭和6年(1931)1月神戸で生まれる。

神戸女学院、中高部を経て大学3年の時に米国南部ジョ-ジア州LaGrange Collegeに編入学、卒業(学士), 中西部University of Michigan社会福祉専攻(修士)。渡米後4年を経て1956年帰国。ソ-シャルワ-カ-として大阪府精神衛生相談所に勤務。

1958年に結婚, 1959年夫と共に再渡米, ミシガン大学病院小児精神科に勤務。

1964年帰国後, 淀川キリスト教病院で1987年までソ-シャルワ-カ-, 2004年まで大阪市立大学で非常勤講師として、ケ-スワ-クを講義。

2004年5月に, 私の手元にある祖母の輿入れの時の手元箪笥を長岡市に寄付させて戴きたいとの申し出をしたことを契機として, 長岡市の方々と祖母鉞子についての交流が始まりました。

青柳 保子氏 略歴

新潟市出身。昭和45年, 慶応義塾大学文学部文学科卒業。

昭和55年より夫の医院継承に伴い, 新潟県長岡市に転居。
昭和62年頃より長岡出身の作家・杉本鉞子に関心を持ち, 読書会・研究会など開催。
 
長岡郷土史研究会幹事
長岡民話の会会長
日本人の姿を語り継ぐ会理事

 

 

シンポジアム「日系カナダ人の歴史・文化と文学」

日系カナダ文学と「異質(ヘテ)()雑種()()複数的(アス)アジア系アメリカ研究」

――拡張主義から脱構築モデルへ

中村理香(成城大学)

 

現在アジア系アメリカ文学批評の創設書と目される『アイイイー!』(1974年)においてそれが定義した「アジア系アメリカ主体」は、アメリカ生まれで英語を母語とする等々、その限定性を特徴としていた。「アジア系アメリカ文学命名期」(桧原)におけるなかば必然的ともいえる定義の狭隘さや排除性は、その22年後にリサ・ロウが「異質性、雑種性、複数性」という、アジア(系)の現状により即したキイワードから再方向づけをしたことで転換へむかったことは周知のとおりである。今回のフォーラムでは、こうしたアジア系における多様化、また脱国家という理論的・政治的流れのなかで、日系カナダ文学をあつかう意味を考えたい。

ところで多様化の物語にたいする批判点の一つは、それが多様化のための多様化(あるいはそのアリバイ作り)に終始する危険であり、究極的には、アジア系における多様化が、脱構築なき(祝祭的・多文化主義的)拡張主義に帰結する危険だろう。今回のフォーラムでは、その危険に自覚的になるため、キャンディス・チュウのいう「主体(サブジェク)なき(トレス・)批評(クリティーク)」としてのアジア系研究、つまり「アジア系において言説に先行する主体(ということは、とりもなおさず認識論的客体)を想定しない」という考えを拝借し、接近を試みてみたい。すなわち、「アジア系アメリカ文学研究」という推定的言説領域に「日系カナダ」という視点あるいはその名称で括られる複数の作家群を投入することで、「アジア系文学・研究」の何がどのように変容を迫られるのだろうか。あるいは、今回論じられる3作家を論じることで、アジア系言説の、そうでなければ見えない何が顕在化されるのか。

アジア系研究において国家という理論的枠組みの脱構築が叫ばれて久しい。しかしそれは、現在のグローバリズムのなか、西洋マイノリティ主体としてのみずからの特権性を曖昧化し、エリート主義的コスモポリタニズムやユートピア的free-floating subjectとしての自身を無批判的に抱擁することとは、いうまでもなく、一線を画されるべきだろう。

ジョイ・コガワは、自小説『オバサン』のオープニングおよび最終章に、先住民の地でとり行われる被爆供養のシーンを描き入れることで、両者の類縁性のみならず、日系カナダがリドレスをとおして希求するカナダ市民権、そして「カナダ」という国家そのものが、先住民の虐殺の上に成立しているということを示してみせた。それから30年を経て、アジア系において「国家」という枠組みからの離脱が当然の政治的善とみなされる現在、「国家(ナシ)(ョナ)())」という括りへ疑義を投じることの絶対的重要性と、しかし同時に、西洋/帝国/マイノリティ主体としての日系カナダの位置づけをグローバルな枠組みのなかでどう捉えるのか、3発表およびフロアとの応答から、その交渉の一端を見つめられたらと思う。

 

引用文献

Chuh, Kandice.  Imagine Otherwise: On Asian Americanist Critique.  Duke UP, 2003.

Kogawa, Joy.  Obasan.  New York: Penguin, 1981.

Lowe, Lisa.  Immigrant Acts: On Asian American Cultural Politics.  Duke UP, 1996.

桧原美恵「アジア系アメリカ文学――「再生」をめぐって」、山下昇・渡辺克昭編『20世紀アメリカ文学を学ぶ人のために』世界思想社、2006年.138-151.

 

 

費用(当日会場で集めさせていただきます)

  • フォーラム参加費

会員:一日につき1,000円(学生500円)、二日で2,000円(学生1,000円)

非会員:一日につき1,500円(学生1,000円)、二日で2,500円(学生1,200円)

懇親会:4,000円(於 アパホテル京都駅前)、ランチョン:1,000円

  • 全日程参加の会員(参加費、懇親会、ランチョン)の参加費7,000円になります。
  • 宿泊希望の方は上記以外に9,000円(税込)<シングル・ルーム、朝食付>がかかります。
  • 部分参加希望の方は、参加項目別の費用の合計を当日お支払いください。

 

宿泊希望の方

  • キャンパスプラザ京都隣接の「アパホテル京都駅前」(075-365-4111)に団体予約いたしますので、参加申込書の「宿泊」の箇所を○で囲んでください。
  • 宿泊費9,000円(税込)のお支払いはチェックアウト時、各自ホテルフロントでお願いします。

 

キャンセル

  • 申込後やむを得ずキャンセルされる場合、できるだけ早く下記にお知らせください。
  • 宿泊代、懇親会、ランチョンにつきましては、原則として、フォーラム3日前から前々日までは費用の50%、前日以降は100%のキャンセル料をいただきます。

 

申込書送付先:〒616-0003

京都市西京区嵐山西一川町1-1-412

荘 中 孝 之

t_shounaka@kufs.ac.jp

 

 

第28回日本カナダ文学会年次研究大会プログラム

 

日時:2010年6月12日(土)10:00-17:30(9:30受付開始)

場所:長崎大学 文教キャンパス 環境科学部 141教室

(〒852-8521長崎市文教区1-14)

 

総合司会 副会長 村上裕美

開会の辞    会長 佐藤アヤ子 

 

研究発表 

第1発表10:10-10:50/第2発表10:50-11:30/第3発表11:30-12:10

 

司会 明治大学教授 小畑精和

1.19世紀後半以降のカナダ英語文学・文化におけるアメリカの影響に関する一考察

新居浜工業高等専門学校専任講師 荒木陽子

 

   司会 愛知淑徳大学教授 Curran, Beverley

2.Michael Ondaatje and the King of Jazz

     神戸大学特任准教授 Gamlin, Gordon

 

   司会 関西外国語大学短期大学部准教授 村上裕美

3.Gerry Shikataniの Lake & Other Storiesルーツを求める旅

  関西学院大学非常勤講師 山本かおり

 

12:10-13:15 昼食

   

13:15-14:00 総会

 

司会 桜美林大学名誉教授 堤 稔子

基調講演(14:00-15:00):《Gently to Nagasaki

講師:Joy Kogawa(作家)

 

休憩(15:00-15:30)

 

司会 早稲田大学教授 藤本陽子

シンポジウム(15:30-17:30):《カナダ文学にみる戦争と記憶》

 

カナダと戦争―歴史記述とパブリック・メモリー

      鹿児島大学教授 細川 道久

戦争の記憶―アキ・シマザキの場合

      明治大学教授 小畑精和

現代カナダ先住民文学における戦争と記憶

       名古屋外国語大学専任講師 室 淳子

 

閉会の辞  副会長 小畑精和

 

後援 カナダ大使館・ケベック州政府在日事務所

 

備考

休憩室:242教室

理事会会議室:342教室

懇親会(18:00-) ホテル矢太楼(懇親会費5000円)

 

第27回日本カナダ文学会年次研究大会プログラム
日時:2009年6月20日(土)10:00−17:30(9:30受付開始)

場所:拓殖大学 文京キャンパス C館501教室(東京都文京区小日向3-4-14)

 

総合司会 副会長 村上裕美

開会の辞 会長 佐藤アヤ子

<研究発表

第1発表10:10−10:50

ガブリエル・ロワ:『デシャンボー通り』における屋根裏部屋

お茶の水女子大学大学院博 士後期課程 木下敏江

司会 立教大学教授 小倉和子

 

第2発表11:00−11:40

サバイバルの重層性—Life Before Manを中心に

北九州市立大学非常勤講師  大塚由美子

司会 大阪成蹊大学教授 中島恵子

 

第3発表11:50−12:30

シャニ・ムートゥーの小説における不在としてのカナダ

早稲田大学教授 藤本陽子

司会 桜美林大学名誉教授 堤 稔子

 

昼食 12:30−13:30

総会 13:30−14:00 
 

特別講演 14:00−15:15(通訳あり)

司会 明治大学教授 小畑精和

Regards croisés entre le théâtre québécois et l’oeuvre dramatique de Michel Marc Bouchard

劇作家(ケベック)
Michel Marc Bouchard

休憩(15:15−15:30)

 

シンポジウム(15:30−17:30)

司会 桜美林大学名誉教授 堤 稔子

《新日系カナダ文学の動向》

1. アキ・シマザキの作品世界に関する一考察

お茶の水女子大学ジェンダー研究センター研究員 山出裕子

2. 時空の旅人 Gerry Shikatani

関西外国語大学短期大学部准教授 村上裕美

3. ヒロミ・ゴトーのChorus of Mushroomsにみるグローカリズム

明治学院大学教授 佐藤アヤ子

 

閉会の辞 副会長 小畑精和

懇親会 18:00−  茗荷谷駅周辺レストラン
(懇親会費5000円)

 

後援 カナダ大使館・ケベック州政府

<拓殖大学へのアクセス>
東京メトロ 丸ノ内線 茗荷谷駅下車 徒歩3分

 

2009年03月10日

日本カナダ文学会研究大会の御案内

日本カナダ文学会第52回研究大会

日時:平成21年6月20日(土) 午前10時〜午後5時

会場:拓殖大学 文京キャンパス
〒112-8585 東京都文京区小日向3-4-14

(東京メトロ 丸の内線 茗荷谷駅下車 徒歩3分)

プログラム
午前:研究発表、総会
午後:カナダ人作家の講演
シンポジウム「現代日系作家の動向」

※詳細は追って御案内いたします。
大会終了後に懇親会があります。